コロッケの上手な揚げ方

生でお買い上げ頂いた場合、翌日に揚げる場合は冷蔵でも大丈夫ですが、それ以上先になる場合は冷凍で保存してください。
冷凍した場合、-18℃以下で保存すれば3ヶ月間は大丈夫ですが、美味しく食べるためには2週間くらいを目安にお召し上がりください。

冷凍からの場合の準備

冷凍のままでも揚げられますが、表面に霜が付いていると油に入れたときに油をはじいて大変危険です。できれば、霜を取るために揚げる30分以上前に冷凍庫から出しておき、表面を解凍しておきます。
コロッケ以外の揚げ時間のかかるものは、完全解凍しておく方が上手に揚がります。

  • ワンポイント
  • キッチンペーパーで表面の水分を拭き取っておくとベター。

揚げ方

成功の秘訣は油の温度管理。特にコロッケは、低い温度で揚げるとパンクしてしまいます。
逆にさくらミンチなどの火が通りにくいものは温度が高いと黒く揚がるので、中温でじっくりと揚げます。

1.たっぷりの油と温度計を用意

鍋にできるだけたっぷりの油を用意します。温度調節付きコンロの場合でも、家庭用の鍋では油が少ないため、揚げ物の出し入れで油の温度がとても変化します。
油の温度管理には温度計を使うのがおすすめ。
温度計

2.コロッケ180℃、その他170℃

さくらコロッケ・カレーコロッケの場合のみ高温(180℃前後)、その他のもの(ハムまきコロッケ、さくらミンチなど)は中温(170℃前後)で揚げます。
温度計がない場合、菜箸を入れて泡が勢いよく出てくる状態が180℃以上、細かい泡がフワッと菜箸全体から出てくる状態が中温(170℃前後)の目安です。

3.一つずつ入れていきます

まずは1個だけ油に入れます。
いい色に揚がってくるようだったら、温度はOK。2個目以降は、前に入れたものがだんだんキツネ色になってから次を入れるように、時間差で揚げていきます。一度にたくさん入れると油の温度が急に下がって失敗のもと。
鍋に入っているのは最大3個くらいまでにしておくと油の温度が安定します。
鍋に入れる

4.途中でひっくり返します

油に入れた直後の衣はとてもデリケート。箸でついて穴を開けないように気をつけます。
なべ底などに接している面が白くなってしまうので、色がついてきたら途中で一度ひっくり返します。
ひっくり返す

5.3分前後で揚がったら取り出します

コロッケの場合だいたい2~3分、それ以外のものは3~5分で油の上に浮かんで来ます。 こうなったら揚がった合図です。すぐに鍋から取り出して油を切ります。

  • コロッケは揚がってすぐに出さないとふくらんでパンク します。鍋から目を離さないでください!
  • ハムまきコロッケは浮かばないことが多いです。色と時間(3分程度)で判断して取り出します。
浮かぶ

6.できあがり!

上手にコロッケが揚がりました。
※商品ごとの揚げ方ワンポイントは各商品のメニュー紹介ページをご参照下さい。
できあがり